【川崎市中原区】元住吉:2025年巳年に蘇る、村を守った白蛇伝説を探訪!中原区の白蛇伝説と毘沙門天の大銀杏
矢上川のほとり、人形劇団「ひとみ座」のちょうど裏側、
井田伊勢山の北側に広がる長瀬緑地の一角に、地域の人々に信仰され続けてきた神聖な場所があります。
ひっそりと佇むこの古祠には、興味深い伝説が語り継がれています。
白蛇伝説と毘沙門天の大銀杏
この小さな古い祠には、古来より七福神の一人、勝負事の神様である毘沙門天が祭られており、村人たちから尊敬されている祠です。
この境内には一本の大銀杏があり、「祠の主」と呼ばれる一匹の白い大蛇が住んでいて、大暴風で多摩川の水が氾濫して村中が危険におちいった時、洪水の中を泳ぎ回り村を守った、そんな言い伝えがあり、地域の精神的な支えとなっています。
この情報は、川崎の民話調査団と、川崎市民ミュージアムが編集し、川崎市民ミュージアムが発行した「川崎物語集 巻三」にも収録されており、地域の文化・歴史を掘り下げたい人には必見の資料です。
身近な地に、こんなにも奥深い伝説と信仰が根づいていることに、驚かされますね。
2025年は「巳年(みどし)」=蛇年にあたります!この夏、ちょっと足を延ばして地元の蛇にまつわる伝説を探訪してみませんか?夏は蚊がたくさんいますので、しっかり対策をしていきましょう!
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